「インカ帝国を作ったのは日本人だった」
という副題がつけられた”MANKO-KAPA(眼マナコ河童カッパ)”というタイトルの書籍。
これは元日本駐在ペルー大使(1912年〜)であったフランシスコ・ロワイサ氏が書き残したもの。
現在一般非公開となっており、ペルー国立図書館に保管されていると、一昔前”世界遺産ミステリー”という日本のテレビ番組で特集がされていた。

それにしても日本人が自称するならまだしも、バリバリのペルー政府要人が
「インカのルーツは日本人である」
と公言するとは。

それどころか、クスコにいるインカ帝国第9代皇帝の子孫が登場し、このインカ王家の子孫までが
「インカ帝国を作ったのは日本人だった」
と子供の頃から家族に聞かされていたと。
第9代インカ帝国皇帝パチャクテク。
彼こそが小さなクスコの村だったインカを人口1,000万人を超す巨大帝国へと築き上げた事実上の実在していた初代皇帝。
ただ、このインカ王家のルーツが謎に包まれており、その伝説は日本との関係性が山ほどあると言われている。
インカ帝国王家のみ、王族間で交わされる特別な言葉があり、それが日本語であった。
インカ王家のルーツは太陽神に命じられてチチカカ湖に降臨した父神と母神であり、その語源も”父母湖(チチカカ湖)”で、その神話はイザナギ・イザナミの男女神の国産み神話と重なるところが多い。
インカ帝国より現代にまで残る古いクスコの村々の間でも
「インカの神は太平洋からやって来た」
「大帝国を作って帰り、また戻って来る」
という伝承が代々残っている。
遺伝子を調べても日本人と同じ”Y遺伝子”がクスコ周辺には残っている。
などなど、言い出したらキリがないほど、日本人とインカ帝国や王家が繋がる逸話だらけ。
もちろん、それらのすべてに信憑性があるわけではなく、こじつけとも思われるネタも多いものの、何より日本人は誰もそんなこと言っておらず、ペルー人が、その説を信じている。
太陽信仰の太陽神の神子としてインカ王家があるのも、日本の天皇家との繋がりは否定できない。
ただ、言語は日本語でも、文字を持たなかったことから、単なるヤマトの王家ではなく、縄文古来をルーツとする特殊なヤマト民族であった可能性はある。
クスコの城塞サクサイワマンをはじめ、未知なる空中都市マチュピチュなど、インカ帝国の持つピラミッド顔負けの石組み技術は異次元クラス。
でも、日本の山々こそ、隠された古代ピラミッドであり、世界一ピラミッドが多いのは日本であり、古代より
「なんであんなところに巨石が?」
と言われる山頂の磐座など、まさにインカの石組みに匹敵するか、それを上回るものもいくつもある。
いずれにしても、縄文古代より、普通の縄文人もいれば、ヒマラヤ聖者のように特殊能力(DNA?)を持った少数古代人も存在していたのは間違いない。
神話の中では、彼らは”天の浮舟(あまのうきふね)”で空をも飛んで世界を治めていた王家とも言われており、そのメンバーが南米に降り立ち、やがてクスコからインカ帝国を立ち上げたとしても不思議ではない。
もちろん一般的な考古学にはトンデモ話であり、海外からもインカ帝国のルーツが日本というのは冷ややかな目で見られているそうだけど、近年日ユ同祖論が学術的に検証される時代であり、インカと日本の関係性もさらに研究が進むことでわかることも。
ちなみに一般的な縄文人は、決して帝国など作らず、集落がある程度の人数になると、分裂してまた小さな集落を作っていたように、この帝国主義は、単なる縄文系ではない、特殊な系統の民族(一族)かと思われる。
彼らが古代ユダヤの王国を作ったり、ピラミッドを造ったり、ぐるぐると地球の歴史の中で、節目節目に各地の文明に大きな影響を与えている。
ただ王国や帝国を作っても、西洋型の支配による君主制国家ではなく、日本古来の天皇家に近い調和型の国の治め方であったかと。
インカ帝国もまた”太陽の社会主義”と言われた経済社会であり、良くも悪くも国が人口から生産活動まで厳格に管理しながら大国の調和を保っていたとも言われる。
いずれにしても”宇宙語”である日本語を使いこなせていたのであれば、インカの遺跡の謎も決して不思議ではないもの。
見えない世界の仕組み、多次元のエネルギーを使えば、この物質世界を自在に創造することも。
もちろんそこには単なる地球人だけではなく、日本人の同族とも祖先ともなる地底の人々、地球外の存在との交流も。
それを象徴するのが、インカよりまた古代のミステリーとなるナスカの世界。
いざナスカへ。








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