キブツ米基金(みんなで実現する理想郷づくり・3億円クラファン)

日本で唯一の有機農業を学べるサスティナブル私立高校

日本で唯一の有機農業を学べるサスティナブル私立高校

「愛農学園」

を訪れるために三重県は伊賀へ。

忍者の里伊賀の自然豊かな田園風景の美しい森の中に愛農学園はある。

ここは農業を体験ベースで教える農業高校ですが、その内容は有機農業であり、自然の循環・命の循環が中心にある珍しい学校。

1学年25名まで
さらに全寮制
3年間スマホ禁止

という良い意味での管理下のもと、子供達が自立的に考え、行動して生きていく力や仲間との共同生活を学ぶ環境がある。

敷地に入ると

校舎
野菜農場
果樹園
牛舎
豚舎
鶏舎
先生の戸建て寮
男女寮
食堂棟
洗濯棟

などがあり、そこは農(食)を中心とした子供主体の共同体(キブツ)であり、ある意味本当に日本で初めてキブツが実現している環境のように思えて驚いた。

愛農学園、その歴史は60年にも遡り、日本全土で資本主義万歳の”イケイケドンドン”高度経済成長期に、時代に逆行して

「若者は農業を学び農村を持続可能に」

として、細々と農業専門の学校をスタート。

10年後には、これもまた時代に先駆けて有機農業を教える学校に。

以来、バブルが来ようとも、バルブが崩壊しようとも、IT時代が来ようとも、ゆとり世代からZ世代に子供たちも変化しようとも、一貫してそのスタンスを崩さず、有機農業を伝え、子供の自立、自分で考え、生きる力を伝え続けている。

「農業者たる前に人間たれ」

創立者の小谷純一氏の言葉にあるように、ここは単なる農家育成学校ではなく、本当の意味での地球人養成学校のように感じた。

キブツ八ヶ岳の農業部門を担う八ヶ岳ピースファームは、この愛農学園から昨年新卒入社を初めて受け入れた。

その生徒(社員)が、10代とは思えないほど、自立し、パフォーマンスが凄過ぎて

「愛農学園とは一体…?」

と思い、そのご縁で訪問に。

校長先生、教頭先生がお出迎えしてくださり、丁寧に学校案内をしてくださっただけでなく、2人ともイスラエルの”キブツ”について、すでにご存知。

愛農学園の母体そのものは、教会関係であり、聖書の世界であるイスラエルに触れていれば、おのずとキブツの存在は出てくるもの。

愛農学園が目指すのも、教育を中心としたキブツ社会であり、今はやっていることは違えども、お互い目指す方向性は同じであって、今後に向けてとても良い関係性ができる一歩となった。

今の時代、様々な理由で普通の学校を望まない子供たちも増え、愛農学園を希望する子供は急増中。

この夏の中学生向けのサマースクールも1日で定員60名が埋まってしまうほど。

とはいえ、これから高校受験を考える子供がいて興味があれば、一度は現地見学されるのも良いと思う。

マッチする子供にはマッチし、かなり充実した高校生活と人生の宝を手に入れられると思う。

なお

キブツ八ヶ岳
やつは
八ヶ岳ピースファーム

のグループ3社は、再びこの夏にサマーインターン(8/28〜9/1)を開催します。

今回は”高卒以上”が条件ですが、大学1年でも4年でも、短大でも専門でも、休学中でも対象。

完全住み込みで、やつはのリトリート事業やカフェ事業、通販やイベント事業から、農場での農作業、キブツハウス管理など、あらゆる仕事を体験してもらいながら、八ヶ岳生活、キブツ生活を経験してもらいます。

住む場所は人数次第で、社員寮かキブツハウスなど。

いずれにしても短期共同生活で連帯感も身につけてもらいます。

ちゃんと働いた分、給料も出ますし、もちろん現地までの交通費も支給、滞在費も無料。

是非ともご家族お知り合いがいたら、この夏は八ヶ岳へオススメください。

条件が合えば、来年春から正社員やアルバイトで積極的に各部門で採用していていきます。

詳しくはこちらより。

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