ユニバーサル村in八ヶ岳。












キブツハウスに
ピースファームの農場に
車椅子が2台。
車椅子どころか、視覚障害者も聴覚障害者も多数、低身長(成長障害)の方、LGBTの方などを含めて、多様性の方々が一同八ヶ岳に集う。
ダイバーシティ&インクルージョン(多様な人材を受け入れ、その能力を発揮させる考え方)を啓蒙する団体(ユニバーサルイベント教会)とキブツ八ヶ岳コラボ企画。
様々な障害や個性を持った人々と健常者が、共にキブツハウスに滞在しながら、農作業などにもチャレンジし、お互い交流を深める体験をする。
僕は20代の頃、障害者の就労支援に4年ほど関わっていたので、久しぶりに様々な障害を持つ人たちと触れ合う機会となったけど、やはり”障害”という言葉は今もピンと来ず、マイノリティー(少数派)の個性を持つ人々を障害者と呼んでいるだけな気がする。
そして、車椅子、目が見えない、聞こえない、それらは歳をとれば誰もが同じ状態に多かれ少なかれ置かれている可能性があり、決して他人事の話ではないもの。
いずれにしても、今の社会においては、障害者と直接触れ合う機会はほぼなく、特にコミュニケーションを持つことなど滅多にない。
全盲の人が、毎日どんな生活をしているかなど、普段身近な人が側にいないと考えもしない。
まして、日々どんなことを考えて生きているかなんて想像もつかない。
この交流会では、何でも聞ける対話の時間があるので、普段接することのない、障害を持つ人々の本音を根掘り葉掘り聞ける。
ちょっとした手話も教えてもらい、コミュニケーションが出来ただけでも、なんだかとても嬉しい気持ちと、外国語を習得できたような達成感も。
同情するどころか、出来ないハンディを乗り越え、彼らは皆自分が出来ることで最大限に自分を生かしたパフォーマンスをフルに発揮しており、尊敬するところばかり。
ちょっとのことでクヨクヨする自分が恥ずかしくなるほど。
これから、キブツ八ヶ岳もこういったダイバーシティの取り組みを進め、コミュニティとしても様々な多様性の人々を受け入れられるように準備していきたいところ。
大変刺激的な交流となりました。








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