エイラット(Elat)の街中で偶然見かけた”フリーメイソン・ロッジ”のシンボル。



「Solomon’s pillars lodge No.59」
という、エイラットで有名なティムナ国立公園とも関係する”ソロモンの柱”と呼ばれるロッジ。
日本も東京タワーの入口に”コンパス”と”定規”と”G(GOD)”のシンボルのグランド・ロッジがあり、世界中至るところにフリーメイソンのロッジ(集会所)はある。
フリーメイソンの存在は、もはや都市伝説でもなく、また秘密結社と呼ばれるほどでもなく公となっており、身近な知人でも所属しているメンバーがちらほらいるほど。
陰謀論の世界において、よく”陰の支配者”として登場することが多く、その中枢は改宗した白人ユダヤ人とも言われている。
そして、彼らはルシファーを崇める悪魔崇拝をしており、いまだに地下神殿において、生贄儀式も続けていると…。
この手の話は、大昔からあり、僕自身も10年以上も前から人々に伝えていたし、実際に国内外の中枢メンバーとも接触したことがあるため、都市伝説や陰謀論部分と、真実の部分も混在しているからややこしいもの。
ただ、このフリーメイソン陰謀論において、とても有名なのが”アルバート・パイク(1809年〜1891年)”という人物。

アルバート・パイクは、表向きは、アメリカ南北戦争の時の南部連合将軍であるものの、裏の顔は、フリーメイソンの最高幹部33階級に上り詰めたグランドマスターであり、アメリカにおける白人至上主義の有名秘密結社”KKK”の創始者としても知られる。
イスラエルとハマスによる交戦がエスカレートするにつれて、このアルバート・パイクが、かつて予言(予告)していた内容が、今再び注目されている。
アルバート・パイクが1871年、イタリアのフリーメイソンのジュゼッペ・マッツィーニ(イタリア建国の父)に送った手紙には、第一次世界大戦と第二次世界大戦、更に第三次世界大戦についての計画が記されていた。
今から150年以上も前に、すでに世界大戦を予告しており、第一次世界大戦ではロシアを破壊、第二次世界大戦ではドイツを破壊し、イスラエルを建国すること。
そして、第三次世界大戦は、ユダヤ教徒(ユダヤ人)とイスラエル教徒(アラブ人)が、裏で仕掛けられた戦争を始めることで引き起こされると書かれている。
その内容は主に以下となる。
「第一次世界大戦は、ツァーリズムのロシアを破壊し、広大な地をイルミナティのエージェントの直接の管理下に置くために仕組まれることになる。そして、ロシアはイルミナティの目的を世界に促進させるための“お化け役”として利用されるだろう」
「第二次世界大戦は、『ドイツの国家主義者』と『政治的シオニスト』の間の圧倒的な意見の相違の操作の上に実現されることになる。その結果、ロシアの影響領域の拡張と、パレスチナに『イスラエル国家』の建設がなされるべきである」
「第三次世界大戦は、シオニストとアラブ人とのあいだに、イルミナティ・エージェントが引き起こす、意見の相違によって起こるべきである。世界的な紛争の拡大が計画されている……」
最後に一言
「キリストの教会と無神論の破壊の後、ルシファーの宇宙的顕示により、真の光が迎えられる……」
ともある。
この手紙そのものは、1977年まで大英博物館にあったとも言われるものの、大英博物館は存在を否定。
今だに真偽は不明のため、誰かが後年に捏造した疑惑も高いものの、手紙の存在の有無はともかく、世界大戦は、これらの組織によって綿密に計画された可能性は高く、やはり近代イスラエルもまた、計画的に生み出された可能性は高い。
彼らの予言とも予定とも言える最終アジェンダ(計画)において、必要不可欠な存在がイスラエルであり、それと同時に敵対する存在もまた必要不可欠となる。
パレスチナの地に平安どころか常に騒乱の対立軸を起こす必要があり、パレスチナ問題しかり、ハマスのテロリスト問題しかり、しかるべき大戦に向けて、すべて意図的に仕組まれた計画なのかもしれない。
すでに第三神殿の準備は整い、軍事施設の地下に組み立てるだけで数日で建築できるとも言われる神殿セットの存在も噂される。
エルサレム旧市街の城壁には、全部で8つの門があるものの、イスラム教によって現在東にある”黄金門”だけが、完全に封鎖されており、そこからユダヤ教における救世主がやって来るのを妨害しているとも言われている。
黄金門を抜けた先は、そのまま神殿の丘に直結しており、そこには黄金ドーム(岩のドーム)が存在している。
これ以上、ユダヤ教とイスラム教の争いが過激になってくると、どこかで黄金門と黄金ドームの破壊が起こってもおかしくはない。
フリーメイソンのアジェンダにおける”第三神殿の創造”という視点を抜きにして、この争いの裏は見えて来ない。
イスラエルとパレスチナ問題でもなく、ハマス単独の問題でもなく、その背後のイランやアメリカだけでもない、陰謀論を超えた非常に複雑な背景が絡んでいる。
とはいえ、罪なき多くの犠牲者が現実的に出ていることは確かであり、どちらかの市民問わず、目の前で困っている人々がいる限り、自分たちもまた出来る限りのサポートはしたいところ。
そして真の第三神殿の意味を物質的な意味で捉えている限り、この計画は最終的に実現できず、日本人をはじめ、意識ある人々の霊的覚醒とともに真の第三神殿の意味もあらわとなり、すべてがひっくり返る時も来るはず…。







コメントを残す