温泉コミュニティ俵山ビレッジへ。












山口県長門市にある”俵山温泉”は、1000年以上の歴史を持ち、古来より病気療養の薬湯としての湯治場として知られ、全国平成温泉番付でも”西の横綱”に選ばれるほど日本屈指の名泉の地。
源泉掛け流しはもちろんのこと
「加水・加温・循環・消毒」
を一切しない完全無垢オーガニック温泉。
オマケに”飲泉”も出来るというから、さすがは西の横綱、完璧なもの。
街中も昭和レトロな絵に描いたような温泉街であり、街そのものもとてもコンパクトで歩いて全体を周れるほど、ここはリアルテーマパークのような場所。
さて、ここに吉武大輔さんが発起人として2020年から始まった
「俵山ビレッジ」
という温泉街の中に一体化している新しいコミュニティが存在してます。
俵山温泉は、たくさんの小さな旅館もあるけど、温泉はすべて伝統的に外湯の浴場利用となっており、立ち寄り湯のみとなっているそう。
その温泉を中心とした俵山温泉に吉武さん達は移住して来て、古くなった様々な施設をすでに10棟以上も引き継いだり買い取ったりしながら、今や20名以上のコミュニティネットワークを構築中。
家族でもない仲良しの友達でもない、もちろん会社組織でもない他人同士が、1つの地に集まり、それぞれが自立・独立したフリーランス集団のようなコミュニティ。
エコ・ヴィレッジとも少し違うし、今のキブツ八ヶ岳とも近い生活はそれぞれバラバラのエリアコミュニティだけど、とにかく徒歩圏内でみんな顔が見える社会であり、そして中心に”温泉がある”のは、コミュニティとしては珍しいし、とても興味深いもの。
なぜなら、キブツ八ヶ岳も次は”温泉コミュニティ”も視野に入れているから、なんだか温泉コミュニティと聞くと”千と千尋の神隠し”のようにワクワクする。
健康、癒しに温泉は最高であり、過疎化が激しいとはいえ、基盤に温泉があるのはなかなか興味深い俵山ビレッジ。
ただ、完全に地域密着型でもあり、この俵山温泉の地域に溶け込みながらもコミュニティ作りもしていく必要もあり、八ヶ岳とはまた一味も二味も違うというか、また難易度が異なるコミュニティ活動。
でも、その分またやりがいもあるだろうから、今後の俵山ビレッジの展開にますます注目。
ご興味ある方は是非ともゲストハウスもたくさん運営されていたり、ゲスト会員制度もあるので関わってみてくださいね。
普通にゆっくり温泉入りに行くのもありですね。









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