ナスカ王国のあったカワチ遺跡。



砂漠のナスカの地上絵すぐ近くには、ナスカ川が流れており、その付近にかつて大都市であったナスカ王国が存在していた。
砂に埋もれた数百とも思われる小さな丘は、すべて古代ピラミッドであり、今少しずつ発掘が進んでおり、その最大規模の巨大ピラミッドがカワチ遺跡というもの。
ナスカの地上絵のすぐ裏にあり、そこは超大規模な古墳群ともなる。
1500年から2000年前、彼らがナスカの地上絵を描いたと言われており、そのすぐ近くにお墓があったのは一体なぜか。
インカ文明をはじめ、古代ナスカ人なども”鳥信仰”が強く、人間は死んだ後、魂は極楽浄土の天国へ行き、そこへ連れて行ってくれるのが鳥であると信じられていた。
その”鳥の目線”から見えるように、地上絵を描いたのか?
それとも高速で飛び交う飛行物体を天国への飛行船と思い、その人々へのメッセージなのか。
いずれにしても、この極楽浄土への魂の旅のためにナスカの地上絵は描かれた可能性があるという見解もある。
そして、この数多ある古墳群で今もなお、ナスカ王国の人々は、天国への順番待ちをしていると。
空を飛び、地上絵だけでは見えて来ないナスカの世界。








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