合計約30枚ほどある僕らの田んぼもいよいよラスト。
最後は女性だけで1枚の田んぼをゼロからやっている通称”女子田んぼ”の稲刈り。
田に力で”男”と書くけど、女だって”早乙女(さおとめ)”に代表されるように、昭和40年代以前までは
「田植え=女性」
の役割・仕事でもあった。
「わたしたちだって…」
ということで立ち上がった女性達、というか我が家の奥様中心に数名の女子達で始まった女子田んぼも2年目となり、今年も例年に増して豊作。
この田んぼは、他のキブツ田んぼとは別の管理方法で、トラクターによる代かき(水田耕起)を丁寧に工夫することで、1度も田んぼ内の草取りをすることなく、見事に収穫までこぎつけたのだから凄いこと。
代かき次第では、全然草が生えず、収量もそこそこ、これなら初心者の女性達でも苦労なく、楽しみながら田んぼができる。
僕は数少ない男子助っ人として、なんだかんだ力作業系には駆り出されるものの、トラクターからバインダー(収穫機)、脱穀機まで女子チームで取り揃えて使いこなしているから、女性でも慣れたら機械作業はおてのもの。
軍用機が空を飛ぶ(八ヶ岳の制空権は米軍)八ヶ岳ブルーの青空の下、平和な最後の稲刈り風景。







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