たきさわたいへいオンラインサロン「MAYIM(マイム)」

“スリランカの臍(へそ)”と呼ばれるリアル天空の城ラピュタの「シーギリヤロック」

“スリランカの臍(へそ)”と呼ばれるリアル天空の城ラピュタの

「シーギリヤロック」

へ。

ジャングルの中に突如として突き出した200m級の岩山であり、まさにワールドクラスの磐座のミラクルパワースポット。

今から約1500年ほど前、権力に狂った王子が、王をも殺し、このシーギリヤロックの上に天空の宮殿を造ったのが、今も遺跡として残っている。

当時どのようにして、この断崖絶壁の切り立った岩山の上に立派な宮殿が造れたのか、まだまだ謎が残るもの。

雨季のスリランカ中央部、シーギリヤも連日豪雨で太陽の光が差すこともなかったのが、この時だけは雨が止み、登り始めると雲が消えて僕らの真上だけ晴天の青空に。

「アナタ、スーパーラッキーね!」

案内してくれた現地ガイドもビックリしていた。

シーギリヤロックが形成されたのは、今から5億年以上も前であり、これは火山の火道が固まって出来た”岩頸(がんけい)”であると言われている。

つまり地底から火山を通してマグマが上がって来た通り道であり、山頂は火口の中のマグマの上に立つことになる。

ここは地球のコアと繋がる場所。

5億年前、ここシーギリヤはもちろん、スリランカは実は南半球にある南極大陸の一部であった。

正確には5億年前、今の南半球の大陸はすべて1つにまとまっており、その名も

「ゴンドワナ超大陸」

と呼ばれ、世界大陸の60%以上を占めていた。

その中心が、今の南極大陸東部やインド南部、スリランカであり、このエリアでは同じ鉱物や宝石が採れる。

宝石大国スリランカと同じように、南極大陸東部、昭和基地周辺もルビーやサファイアが採れる。

やがて大きな地殻変動とともに、インド大陸とスリランカは北半球へ、ユーラシア大陸と衝突し、そこからヒマラヤ山脈なども出来るが、その中でも世界有数の鉱物が集まるスリランカはゴンドワナ大陸の中でも特殊なパワースポットだったのは間違いない。

その中心にそびえ立つシーギリヤロックは、やはり大事な地球の臍の1つでもある。

こうして考えると地球はダイナミックな生命体。

水の惑星地球は、水の循環で成り立っている。

地表の水の97.5%は海水であるが、地球内部は、海水の17倍もの水が存在しており、その水も長い長い時間をかけて地表の水と循環を起こしている。

地表の海水や大気の水循環は、1時間から1年。
土壌や岩石の表層に近い地下部の水循環は、1年から10万年。
プレートが沈み込む地殻やマントルの深層部の水循環は、10万年から1億年。

超太古の水が、今になってマントルから地表まで循環して上がって来てもいる。

水と一緒に太古の情報・記憶もたくさん呼び戻されている。

縄文、ムー、レムリアやパンゲア、ゴンドワナの記憶も。

そして、この水の循環が地殻やマントルに至ると地殻変動やプレートの変動が起こる。

長い長い砂時計のようにゆっくり循環していた地球の水が、地球生まれ変わりの今、大きな変化を内部で起こそうとしているのを感じる。

人類の意識変化とともに、その変化が緩りと静かに移行することを願いながらスリランカで年越しを。

ズルっていかないように大事な年になる2024年。

皆さん良いお年を。

天下泰平2をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む