キブツゲスト2024募集開始。
2013年夏に僕が八ヶ岳に移住してから、今年で12年目へと突入します。
数多くの方々が、この10年以上の間でも八ヶ岳へと移住して来ました。
2021年の春、そんな仲間たちと一緒に始まった八ヶ岳のコミュニティ組織”キブツ八ヶ岳”。
みんなで自給自足と地域の環境保護のために自然栽培の米作りにチャレンジするプロジェクト
「ベーシックインコメ」
も無事に成功しました(2021年〜)。
コミュニティの拠点となる
「キブツハウス」
も誕生しました(2022年〜)。
様々なチームやプロジェクト、部活なども通して、少しずつメンバー同士の交流も深まって来ました(2023年〜)。
それでもまだ”生活”と”仕事”の間にコミュニティがあり、それぞれが暮らし全般をコミュニティで生きる段階にまで至っておりません。
10年の月日はあっという間であり、僕も30代から40代に、移住当時は50代だったコミュニティメンバーも今は還暦を迎える、過ぎる年齢となりました。
人生100年の時代、後半の人生をより充実した生活にするためにも、同じ意識や価値観を持った仲間との密なコミュニティ・ヴィレッジも必要となります。
「エンディング・ヴィレッジ」
と呼ばれる、元気なうちから入れる助け合いと看取り合いの村構想も今年から準備していくタイミングです。
一方で子育て世代がまだ少ないのもコミュニティの課題。
八ヶ岳エリアも、まだまだ学校や保育園以外にも子供の居場所が少ないという現状もあり、コミュニティのためにも八ヶ岳のためにも子供の居場所づくりと学びの場づくりが急務。
そして、自給自足の次に重要となるのが”コミュニティ医療”であり、皆が安心して健康的に暮らせる環境づくりも大切です。
こうした多世代におよぶ人々にとって必要な施設や環境をすべて盛り込んだ理想郷づくりが次なるキブツ八ヶ岳の目指す壮大な”国づくりプロジェクト”。
その名も
「八ヶ岳サンクチュアリ・ヴィレッジ」
とでも言いましょうか。
“サンクチュアリ”とは”聖域”や”安全地帯・保護区”という意味であり、ある意味ここが”人類保護区”となる聖域に…。
今、地球も世界も大きな転換期を迎えており、明治維新ならぬ令和維新どころか、地球維新とも言える大きな時代の節目にあります。
新しく生まれる社会もあれば、古いものは自然と淘汰されることも。
外の世界が、どんなに荒れ狂おうとも、ここ八ヶ岳サンクチュアリ・ヴィレッジを中心に、八ヶ岳では普段と変わらず、誰もが安心して平穏な暮らしを継続できるようにしていきたいと思います。
この壮大なプロジェクトの第一歩として、ヴィレッジの敷地の確保に向けて今年は動き出します。
キブツゲスト優先に、このヴィレッジに隣接するエリアの分譲土地販売も今年からスタートする予定もあります。
ヴィレッジが完成するまでは、今ある既存の施設をフル活用して、コミュニティ活動をより活性化していきます。
特にキブツハウスは、今年から八ヶ岳ピースファームが主体となって管理する予定であり、内装も敷地も運営も大きくリノベーションします。
すでに使われていなかった部屋のリフォームが終わり、新たなスペースが年明けから増えています。
そして、今後のコミュニティと農業の若手人材の育成に向けて
「八ヶ岳宇宙学校ジュニアアカデミー」
という18歳〜25歳までを対象にしたキブツハウス住み込みスタッフも募集がスタート。
春からキブツハウスに若いミニコミュニティが生まれ、キブツ八ヶ岳2024の活動にも大きく貢献してくれそうです。
是非今年は、キブツメンバー全員で次世代の若者達を一緒になって育てていく活動も出来ればと思います。
キブツゲストの方でも若者の人材育成に興味ある方は、積極的に講師としてもお招きします。
秋までにはキブツハウス敷地内には、農業倉庫を新築する予定であり、今年からお米づくりも野菜づくりも、今まで以上に力を入れて、さらなる生産活動を発展させていく予定です。
是非とも2024年度のキブツ八ヶ岳の活動にご注目頂き、キブツキャストやキブツゲストとしてご一緒頂けたら幸いです。
キブツゲスト2024の募集は、2月4日からスタート(定員500名)。
2024年度のキブツ八ヶ岳をどうぞよろしくお願いします。
※キブツゲスト申込ページはこちらから
※今年からカード決済や分割払いも可能となりました












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