ついに始まった”エンディング・ヴィレッジ”の敷地取得プロジェクト

ついに始まった”エンディング・ヴィレッジ”の敷地取得プロジェクト。

次なる理想郷作りに向けて土地探しをしていたら、まさかの我が家の目の前に突如として降ってきた1万坪超の奇跡の案件。

リゾート会社が開発のために長年かけて地主さんを説得してかき集めてきた広大な土地をエンディング・ヴィレッジのために売って欲しいと頼み込み、なんとか期限付きで資金さえ用意出来れば他にも売らず、僕らに提供してくれる約束に。

キブツの人々はご存知の通り、この1つ前の候補地は、残念ながらメガソーラー業者との競り合いに負けて手に入らなかったから、ここもそんな業者の手に渡ったら一貫の終わり。

だから何としても、この土地すべてを手に入れていくしかない。

これから1年ほどかけて、地図上の①〜13までの土地が販売されていくのを次々に購入していく必要がある。

その金額およそ3億円近く。もちろん建物などまだまだ先のことで土地のみで。

「さて資金どうしよう…」

と悩んでいる暇もなく、インドから帰国早々、予定よりも早く第一弾の販売が始まってしまい、資金を集める暇もなかったから、取り急ぎ僕の全財産を投げ込んでいくつか抑えた。

とはいえ、それでも足りずにコミュニティメンバーで支援してくれる人にお願いして不足分は補ってもらうことに。

それでも、まだ全体のごく一部に過ぎない。

自分の会社などにも貸し付けていた資金も全部回収して支払ったから、これで本当にもう僕は一文無し。

でも、八ヶ岳の土地はお金には変えられない価値がある。

何よりも、ここに未だかつて誰もつくったことのない新しい社会モデルが出来るなら、それにはどんなにお金も時間もかけても惜しくないと思う。

…思うけど、先立つものがなければ始まらない。

残念ながら力不足で僕はもうここでお手上げ。

だから、このプロジェクトに興味を持って一緒に応援・支援してくれる基金を春から立ち上げることにします。

キブツ基金。

第一弾は、この11,000坪の土地をみんなで力を合わせて最後まで買い上げること。

ご自身で応援してくれてももちろん嬉しいし、誰か資金に余裕があって、こうした活動を支援してくれる人を紹介してくれるでも。

全国問わず、そんな人がいたら僕はどこでも駆けつけます。

3億円がポンっと一発で降ってきたら、まずはそれで終わるので話は早いけど、そんな話は今のところ1つもないのでコツコツやるのみ。

世間を見渡せば、あっちでもこっちでも震災や戦争、飢餓や貧困で苦しんでいる場所もあり、そんな中での人々の手を借りるのは心苦しいところもあるけど、僕はこのプロジェクトを最後まで形にすることで、きっと別の形で世界に役立てると思っています。

ということで、また詳細が決まったら告知させて頂きます。