ピエロック一座の”ピエ団長”と”副団長チェリー”のお二人が八ヶ岳に。
ピエロック一座とは、自作のあやつり人形・からくり装置・仕掛け舞台に大道芸や楽器演奏など様々な芸を組み合わせた
“すべてが手作りの小さなサーカス団”
であり、このトラック一台にすべてを詰め込んで、自分たちでサーカステントも張って全国を行脚中。
ハープ・セラピストの中野智香子さんのご紹介にて、今回は旅の道中にふと八ヶ岳に立ち寄って頂いた際にお会いすることに。
*子供の頃から重度のアトピー性皮膚炎で醜い自分がコンプレックスだったけど、サーカスが自分を救ってくれた
*19歳でギター1つ持って上京してホームレスに
*25歳にアラスカへ旅立ち自転車で北極圏を目指す
*27歳にアメリカで所持品・所持金を盗まれて路上生活者となり、少年達に暴行を受けた挙句に冤罪によって刑務所送り…
「…なんだ、この人!?」
やたらと気になるというか惹かれるピエ団長の人生。
おまけに生まれつき右耳の奥に腫瘍があり、今は片耳はまったく聞こえないらしい。
僕はまだ公演そのものは見れてないけど、このスーパーデジタルな時代に、この人達は、すべて手作業・手作りのアナログパフォーマンスで、現代に生きる人々に何か大切なことを伝えてくれている気がする。
「サーカスが町にやって来る」
僕らの子供の時代は、もうそんな時代ではなかったけど、もし僕が今子供だったら、このワンフレーズだけで、ワクワクして眠れない日々を過ごしそう。
そんなワクワク体験を八ヶ岳の子供達にも残してあげたいし、八ヶ岳にいる若者達にも団長の人生そのものが、大きな勇気を与えるものになりそう。
これから彼らは東北や北海道に向けて旅をするみたいだから、八ヶ岳にはすぐには来れないけど、近くの町にやって来たら是非サーカスを覗いてみてください。
“投げ銭方式”であり、それで旅を続けているから本当に今を生きる旅人。
でも、拠点である熊本の古民家を改装して、さらなるワクワクの”おもちゃ工場”づくりにチャレンジしようと、ただいまクラファンをスタートしたそう。
とっても素敵な手作り操り人形がリターンだったりと、是非とも彼らの活動を一緒に応援出来たら。
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