山の中にある”帯石観音”は、まるで”天然のしめ縄”とも言えるように磐座の巨石にボコボコした線が入っている。






それも陰陽で2つも巨石があり、ここもまた空海が訪れた聖地。






海辺には”巌門(がんもん)”と呼ばれる穴の空いた奇石もあり、周防大島には至るところにパワースポットがある。
そして、山口県の東で広島もすぐ近く、その先には厳島神社(宮島)との繋がりも…。
最後は島の大切な神々が降臨した”志度石神社(北辰妙見宮)”へ。

古代に天の妙見宮から降りて、人々に農耕を教えたのち、天高く帰られた8人の神々を
「八社客人大明神」
として祀った社で、妙見様として人々に親しまれている。
大島が”屋代島”と呼ばれるようになったのは、はじめは”八社”と呼んでいたものが後に”屋代”と書くようになってきたからとか。
志度石神社は、まず普通の観光客も巡礼者も滅多に訪れることがない山深い奥地。

そして参拝するのに、先が霞むほどの石階段が連なっており、その数なんと487段…。
8月の炎天下、逃げ出そうとする鳴海さんを半強制的に登らせて無事全員でお参り。

参拝後は雲一つない上空に鱗雲をまとった龍神雲も出て、大量の”クロアゲハ”が出現。
クロアゲハは、聖地巡礼にて神事をすると必ず出現する神の使いであり、天皇祭祀などは室内でも空間からクロアゲハが現れるとも言われる。

とりあえずインドからの周防大島ミッションコンプリート。








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