出雲大社の”北島國造館”でGOCOO(ゴクウ)の太鼓が鳴り響く。
今年2度目となる出雲と出雲大社。
出雲大社と言えば、古来より2つの宮司家系が、この場所を順番に管理していることでも知られており、それが
“北島国造家”
と
“千家国造家”
である。
今でこそ千家家が主体となって宮司職を担い、出雲大社を長年管理しているものの、北島家を支持する人々からすれば
「もともと出雲大社を管理していたのは北島家である」
という主張もいまだにある。
とはいえ、現在の両家トップ同士は頻繁に交流もあり、世間で言われているほど対立はなく、その溝は着実に埋められつつあって、統合の道へ進んでいるとも聞く。
いずれにしても出雲大社には2つの宮司(国造)一族がある。
今年2月に出雲大社境内の隅を歩いていると、前から偶然にも第84代出雲国造の千家尊祐宮司がフラッと歩いて来た。
そこには同じような格好をした2人の神職の方も連れ添っており、なんと地元の人でも1度も見たことのないと言われる幻の”千家三兄弟”と奇跡の遭遇。
それどころか、すれ違いざまに
「おや?どちらからいらしたのですか?おー、八ヶ岳?良いところですね。私は野鳥が好きでね」
と、宮司様からお声掛け頂くことに。
広い出雲大社の中でも、相当裏道の人気(ひとけ)のないところを歩いていたので、この出逢いは偶然とは思えないもの。


さて、続く本日の今年2回目の出雲大社参拝。
僕の予定にはなかったけど
「午後から北島国造館でGOCOOさんの奉納演奏があるから是非」
とお声掛け頂き、控室にお邪魔すると
「今から北島国造様と面会しますから泰平さんもご一緒に」
あれよあれよと、今度は北島家トップとご対面。
僕「八ヶ岳から来ました〜」
北島国造様「おー、諏訪大社は出雲とも縁が深いのですよ〜」
またまた八ヶ岳会話を…。
それにしても2回訪れて、2回ともそれぞれのトップと対話できるのも、なんだか本当に不思議なご縁。
僕も魂の記憶から出雲はとても縁が深いからかな。
そして、始まったGOCOOの屋外奉納演奏。

やっぱり何度聞いても最高だね。
間もなく全国の神々が出雲へ。









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