インカ帝国の首都クスコ。
標高3400mの大都市。

13世紀にケチュア族の小さなクスコ王国から始まったインカ帝国は、第9代目となるパチャクテクの時代に一気に南米大陸に勢力を伸ばす。
全盛期には80もの民族を束ね、総勢1600万人もの人々を治め、ペルーからボリビア、エクアドル、さらにはコロンビア、アルゼンチン、チリまで南北4,000kmにもおよぶエリアを統治していたのだから、インカ帝国の影響力は半端ではないもの。
しかも、これだけの規模を統治していたのにも関わらず、インカ帝国は文字を持たない。
そして、貨幣も持たなったため、貿易もせず、税もなく、みんなで自給自足をして、分け合い、助け合う”太陽の社会主義”と呼ばれる社会を生み出した。
ついついインカ文明となると、マチュピチュをはじめとする石の建築技術が注目されるけど、コミュニティをやっている人間からすると、この貨幣を使わずに1600万人もの多民族を治めていたソフト面の仕組みが気になるところ。






とはいえ、ハード面の建築技術もまた、やはり生で見ると衝撃的なレベル。
カミソリの刃1つ入らない石組み技術。
1つ300トンも超えるような巨石を自在に組み上げ、自在に加工してくっつける。
現代土木でも建築でも不可能な技術を600年も前に人間だけで、コンピュータも機械もなく、一体どうやって。
サクサイワマン、標高3800mにある天空の要塞であり神殿跡地。

ここから2kmほど離れたクスコ中心部にはコリカンチャと呼ばれた”太陽の神殿”跡地があり、そこには秘密の地下迷宮があって、サクサイワマンと繋がっている。
インカは黄金伝説の国でもあり、貨幣は持たずとも大量のゴールドを保有していた帝国であり、それが滅亡後に消え去り、行方がわからないものが山ほどある。
ただ35年ほど前、この迷宮に入った人物が、1週間ほど経過して抜け出て来て金塊を手にしていたと記録もあるとか。
そこで、この迷宮の地下都市に大量のゴールドが保管されているのではと、多くの人が地下に入り込んだものの、皆行方不明となっており、政府も立ち入り禁止で今は格子をつけて管理している。

単なる地下通路や迷宮ではなく、地底世界とも繋がっているのでは?という噂も絶えない。
だかしかし、地底世界との繋がりも考えたら、この巨石技術も説明がつくところもあり、インカは間違いなく地球内外の存在達と交流や介入のあった文明だったと思う。
そして、インカ王族の末裔の伝承からも、自分たちの祖先は
「日本人である」
と公言していることからも、日本人というより、古代日本にも介入していた存在達が、こちらにもやって来ていたと考えることが自然なような。
彼らは世界中に巨石文明やピラミッドも造り、地底世界とも自由に行き来しており、当時から反重力や円盤技術も保有している。

やがて、聖書のシナリオ通り世も末となる最終章の今、世界をひっくり返すためにこれらのエネルギーも叡智も再び返り咲き、新しい時代に活用される。
太陽の社会主義も現代風にアレンジされて世界中で貨幣も不要となる理想郷コミュニティ社会が始まる。
さて、いよいよそれらの中枢ポイントである夏至(冬至)マチュピチュへ。














私が知るインカ帝国は美術館で展示される「金の装飾品」くらいですが、古代日本と関わりがあるとか、地底世界と繋がっているなど、興味津々です✨