天才レオナルド・ダ・ヴィンチが残した最高傑作の1つである”最後の晩餐”。

これは普通のキャンバスに描かれた宗教画ではなく、ミラノにあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に隣接するドメニコ会修道院の食堂にダ・ヴィンチが1495年から1497年にかけて描いたフレスコ画。
壁に直に描かれた絵だけあって、教科書や写真のイメージで見る絵より遥かにスケールが大きく巨大なもの。
この”最後の晩餐”は、500年以上経過した今もサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の中に保管されており、これを生で見ようと世界中から毎日人が殺到していて世界一チケット確保が難しい美術館の1つと言われているそう。
完全に温度や湿度がコントロールされた室内は、とにかくに入れる人数が1度に40名までと制限されており、それも1組15分までと厳格に時間も管理されている。
3ヶ月おきに3ヶ月分が発売されていても僅か30秒で全日程の時間枠がすべて完売するらしい。

今回は24名という超ハードルの高い団体にも関わらず超奇跡的に販売直後に全員分同じ時間枠でゲット。
何度見ても生のダ・ヴィンチのアートは、そのから受け取るエネルギーは極めて大きなもの。
さらにダ・ヴィンチコードで世界を騒がせた問題の最後の晩餐となると、そのメッセージ性はより強い。
この絵は、イエス・キリストと12使徒による最後の晩餐の光景を描いたものであり、それも
「12使徒の中の一人(イスカリオテのユダ)が私を裏切る」
とイエス・キリストが予言した時の情景が描かれている。
確かにユダとして描かれている1人も弟子も1人だけ逆光のように顔が黒くなって”裏切りもの”として表現されているけど、それ以上にやはりヨハネと見なされている女性にしか見えない弟子の姿も違和感しかない描かれ方。

故に教会の中でも最後の晩餐の部屋に入る前には、最近の絵の研究レポートとして説明されているパネルの1つに大々的にヨハネの存在のことを指摘されている。
ただ公式研究では
「ダ・ヴィンチは男性が好きで、お気に入りの美しい男性をモデルに描いのがヨハネではないか?」
という見解らしい…。
とはいえ、世界的ベストセラーになった”ダ・ヴィンチコード”以外にもマグダラのマリアが
「イエス・キリストの妻だった」
と断言している説は他にもたくさんあり、日本では、かの有名な臨死体験者で人類史の過去を明確に見てきた木内鶴彦さんもその1人。
木内さんは、イエスは”イサヤ”という名前であり、マグダラのマリアと呼ばれた女性は”ナザレ”と呼ばれたイサヤの妻であり、処刑前に彼女の行先の安否を考えたイサヤは、彼女を男装させて”ユダ”という名前に変えたと。

以下、月刊ムーに取材された時の木内鶴彦さんの発言。
「イサヤにはナザレという名前の恋人がいて、イサヤが捕らえられたときには、彼女はイサヤの子を身ごもっていました。ナザレの行く末を案じたイサヤは、捕まる直前にナザレに髪を剃らせて男装させ、ユダという男の名前に改名させて、逃げさせたのです」
そう、木内鶴彦さんが見てきた歴史では、やはりイエスの妻はマグダラのマリアであり、さらに妊娠していて1人娘が将来生まれていた。
これはダ・ヴィンチコードの物語そのものであり、さらにユダとして裏切り者のレッテルを貼られた弟子の正体は妻であるナザレ(マグダラのマリア)であると。
最後の晩餐とも重ね合わせると、登場人物が錯綜して色々複雑になるけど、いずれにしてもダ・ヴィンチも木内鶴彦さんも、マグダラのマリアと呼ばれる1人の女性の存在を極めて重要視している。
さらに木内さんは、イエスがマグダラのマリアをイスラエルの地から逃す際には、1つの約束を彼女としたと。
「そのときイサヤは、羊皮紙に書かれた巻物状の預言書とスズ製のワイングラスを、レバノン杉で作られた箱に入れて彼女に託しました。
ワイングラスには八芒星のマークが記されていましたが、それは、イサヤ家の家紋です。
そしてナザレにイサヤは
『自分は今から2000年後に甦るから、これを《ヘラクレスの柱》(スペインのジブラルタル海峡の古名)に埋めておいてくれ』と頼んだのです」
イエス・キリストと呼ばれたユダヤ人は、はっきりと当時から2000年先の世界に再び”蘇る”と自らの再臨を予言していた。
その理由は、世紀末的な破局的人類の未来が2000年先に訪れることを当時から理解していたからであり、それがまた宗教の世界では世紀末思想と救い主であるキリスト再臨の信仰へとなっているようにも思える…。
とはいえ、放っておくとこの文明は、キリストの予言通りに確かに破局的未来へと進む可能性は極めて高かったけど、これもまたイサヤ予言通りに緊急軌道修正で未来はまた次のステージへと進む方向性へと着実にシフトしている。
そのためにも、マグダラのマリアと呼ばれる女性性エネルギーの根源と繋がる存在は極めて重要なものであり、やはり人類意識の転換機である2025年は、様々なエネルギー解放があちこちで起こる気がする。
本日、バチカンでは新ローマ教皇の就任式で世界中から要人たちがローマ入りしている中、僕らも同じタイミングにローマ入り。

イエス・キリストにマグダラのマリア。
そして、羊皮紙の預言。
2000年のタイマーが鳴った今、すべてがひっくり返る最後のフェーズへ。

ちなみに最後の晩餐の教会の中庭にはフラワーオブライフの神聖幾何学が描かれており、この幾何学を構成するのがシードオブライフという6弁の花模様であり、それがマグダラマリアのシンボル。

イエス・キリストはベツレヘムの星と呼ばれる八芒星。










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