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ガリラヤ湖へ移動(10/8)

ガリラヤ湖へ移動(10/8)。

イスラエルにとって悪夢となった1日が終わると、少しずつ国内状況も見えてきて、安全エリアならツーリスト達の移動も許可が出るように。

とにかくイスラエルはガザ周辺、中西部から南部が危険なので、テルアビブより北部は今のところ問題ないと。

滞在先の確保もあるので、いつまでもハイファに留まるわけにもいかず、我々は同じ北部の街”ティベリア”に。

ここは、イエス伝道の中心地”ガリラヤ湖”がある地であり、マグダラのマリアの故郷。

ところが、ガリラヤ湖に移動する日、今度はガザのハマスではなく、レバノンのテロリスト組織”ヒズボラ”がイスラエル北部へと攻撃を仕掛けて来た。

ミサイルを発射し、ガリラヤ湖のすぐ側、ゴラン高原に着弾。

今、ガザに向けて10万人もの兵士が集結しているものの、イスラエル軍は、この北からのヒズボラへの対応にも急遽シフト。

ヒズボラはハマスよりも資金を持つ非常に大きなテロリスト組織。

予想通り、ハマスの呼びかけで世界の過激派イスラム組織が一斉に動き出している。

アメリカも空母を派遣、イギリスをはじめ、世界各国もイスラエルを全面支持していく方針など、世界はアラブ諸国とユダヤ&キリスト連合国との大戦争へと歩みつつある。

ヒズボラは、レバノンの高校の敷地からミサイルを発射。

これは学校などを盾に、簡単に反撃させないためであり、ハマスもまた、ガザでは学校や病院を盾にミサイルを発射する。

日本では、例年イスラエル軍によるガザ地区への空爆のみが報道され、罪のないパレスチナ人の大量虐殺だと非難されているものの、実際の現場はそう一筋縄の問題ではないとのこと。

イスラエルから一方的に攻撃することはなく、今回のようにハマス側からの攻撃に対する報復であり、それでも民間人に被害が出ないように最新鋭の衛星機器やレーダーを使ってガザ住民1人ひとりの位置を確認し、事前に避難の警告を呼びかけ続ける。

ガザの一般住民は、それを聞いて逃げようとしても、ハマスは逃げることを許さず、病院や学校を盾に攻撃を続けるため、最終的に空爆で民間人も巻き込まれる。

そして、その被害状況を報道に出し、イスラエルの暴挙を世界に発信すると。

いかなる理由にしても、暴力や戦争が正当化されることはないとはいえ、イスラエルとパレスチナを取り巻く対立は非常に複雑。

イスラエルの諜報機関モサドは、世界最大のスパイ組織であり、その情報収集能力などは間違いなく世界トップ。

昨日、モサド元長官が

「ハマス攻撃は想定外」

とコメントしたが、イスラエル側の死者数700名以上となる前代未聞の総攻撃を微塵にも把握出来なかったとは到底考えられない。

イスラエル南部、休日を音楽フェスで賑やかに過ごす風景にハマスのパラシュート部隊が、空から降ってくる。

イスラエルに10回以上も通っていると、この国の領土に足を踏み入れることは、どの国よりも厳しいことがよくわかっており、こんな遊び道具のようなパラシュートであっさりと上空からテロリストが街に侵入できるのは異常としか考えられない。

「ハマスは”イスラエル”が作った」

2011年、アメリカの下院議員であるロン・ポール氏は、議会でこのように発言。

「CIAがアルカイダを作ったように…」

とも。

歴史が動く大きな大きな戦争は、報道される現実だけでは何も見えず、その背後の背後の背後までも見ていかないと何も見えてこない。

パレスチナが悪い、イスラエルが悪い、アラブが敵、ユダヤが敵、すべてが正義を主張する二元性の世界においては、平和解決の出口はなく、むしろ今の世界は常に対立構造がないと成り立たないから、この二元性の構造が意図的に作られている。

それは単なる戦争ビジネスの領域に留まらず、古代より与えられた予言成就のためのシナリオであり、脚本家、役者達によって綿密に演じられている物語。

我々もそのスクリーンの中の一般大衆役として知らず知らずのうちにエキストラ役になっていることを忘れているので、一度スクリーンの外に出て、映画館からも抜け出さないと。

そして、この最終局面の圧力をバネに二元性を超えた次の統合ステージへと人類も飛躍する時。

そこに日本とユダヤが1つになる意味もある。

そんなことを思いながらマグダラのマリアの教会でお祈り。

1件のコメント

昨年ツアーに参加させていただいたので、ことさら臨場感が伝わって胸に迫ってくるものがあります…日本から皆さんの無事と世界の平和を心から祈っております!

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