無事にインド入国。
“ビザ・オン・アライバル”という事前にVISAを発給してなくても到着後にインドで然るべき手続きを踏めばVISAが出る制度が復活していた。
ただし、デリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタ、ベンガルール、ハイデラバードの6空港のみ対応で、それ以外の空港の場合は到着後にVISAがなければ元の空港へ送り返される(もちろん自腹)。
スリランカ発の便は、安定の2時間遅れでムンバイへと到着し、そこからVISAの発給まで長い長いインド時間…。
僕以外にも同じ時間帯に世界各地から”ビザ・オン・アライバル”の日本人が2人いたので、3人同時の手続きとなった。
「あなたもVISAなし?あなたも?」
同じ境遇の仲間がいて少しホッとしながら待つこと1時間以上、ようやく3人とも手続きが完了し、最後にVISA代金の支払い。
2,000ルピーだから日本円で3500円ほどだけど、カードは一切使えず現金のみと。
「さすがに今すぐルピーはない」
と言うと、わざわざ銀行の両替所まで連れて行かれ、日本円を両替して支払いとなる。
が、なんと僕の他の1名の日本人男性は、インドルピーはもちろんのこと、日本円さえも持っていないと。
VISAもカードだけあれば大丈夫と聞いていたようで現金を持ってこなかったとか。
そんな人もいるもんだなと思いながら、お金を貸して欲しいということだったので、返されるのも面倒なので僕がまとめて彼のVISA代も支払った。
「大変感謝です。せめてどこにお住まいかだけでも?」
と聞かれたので
「八ヶ岳です。わかりますか?」
と伝えると
「知ってます。友人の”本田健”という人がそこにいます」
と返事が。
「え?健さんお知り合いですか?僕も知り合いですよ!」
なんとも不思議なご縁で繋がる。
お名前を聞くと”石丸賢一さん”という。
早速、本田健さんに連絡すると
「知ってます!伝説の人ですよ。偶然出会うとは凄いですね」
とのことで、どうやら日本に”キネシオロジー”を持ち込んで普及させた第一人者の大御所らしい。

そんなこんなで石丸さんともお友達に。
VISAの不手際がなければ有り得なかった出逢い。
スリランカ航空に奇跡的に乗れたから繋がった出逢い。
そして、スリランカ航空が2時間も遅れたから同じタイミングに…。
さらに彼がお金を持っていなく、たまたま僕がまとめて支払ったから会話が生まれて…。
インドはこうしたご縁が繋がる不思議なところ。

続いて毎回問題だらけのインド国内線(エア・インディア)へ!西インドのジャームナガルまで後少し。













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