たきさわたいへいオンラインサロン「MAYIM(マイム)」

アーユルヴェーダリゾート

アーユルヴェーダリゾートも体験。

アーユルヴェーダをインドで体験する場合は大きく2つ

「アーユルヴェーダ病院でパンチャカルマ(デトックス治療)を受ける」

「アーユルヴェーダホテル(リゾート)でトリートメントを受ける」

の2パターンがある。

それぞれ良し悪しがあって、目的によって使い分けるのがよい。

病院の場合は、専門のアーユルヴェーダ医師がいて、本格的なアーユルヴェーダの治療(浣腸療法のバスティや下剤投入のヴィレーチャナなど)を希望するなら絶対アーユルヴェーダ病院がおすすめ。

ただ理想は3週間、最低でも1週間以上の滞在をしないとなかなか良いデトックスは出来ない。

それにも関わらず、施設が病院だけに、それも”インドの病院”は、外国人向けではなく、ローカルインド人向けの環境なので、特に世界一清潔で整った国で暮らす日本人の場合は、あまりにも環境が違うから最初は戸惑うもの(だが自然と慣れる…)。

でも、病気の人、本気でデトックスしたい方は環境ともかく病院優先。

「いやいや、私は大きな病気もないし、とにかく緩くアーユルヴェーダで癒されたい」

そんな方はリゾートアーユルヴェーダとして、リゾートホテルなどに付帯しているアーユルヴェーダトリートメントを受けるのがベスト。

その場合、アーユルヴェーダのメッカである南インドのケララ州には、リゾートアーユルヴェーダのホテルは山ほどある。

海岸沿いの綺麗なコテージで、ヨガやアーユルヴェーダを受けながらゆっくり体も心も癒して過ごす…。

これはこれでアーユルヴェーダ体験としては、日本人女性にはとても人気である。

ということで、これまでリゾートアーユルヴェーダは体験したことが少なかったので、ケララでもプチ体験。

リゾートアーユルヴェーダもピンキリであり、あまりにもリゾートに寄りすぎるとアーユルヴェーダというか、単なるオイルマッサージ、エステの”なんちゃってアーユルヴェーダ”になるので、今回は”そこそこアーユルヴェーダ”のバランスが良いリゾート先を探す。

“CGH Earthグループ”というホテルグループが、サスティナブルなエコホテルとともにアーユルヴェーダ体験も取り入れたサービスを展開しているため、その1つの”マラリ・ビーチ・リゾート”に滞在。

5つ星ホテルだけあって、やはり病院とはあらゆる面において別世界。

まずお湯がちゃんと出る…。

そんな日本では当たり前のこともローカルインドでは当たり前でないから、インド滞在が長くなると感覚がおかしくなる。

ここはサスティナブルなホテルなので、お部屋のスリッパもハンガーも自然素材。

ホテル内ショップも自然素材のアパレルブランドを取り揃えて、あらゆる梱包材なども古新聞などをリサイクルして使っている。

海辺に茅葺き屋根のようなコテージが40棟くらいはあったかな、どれもオシャレで洗練されたデザインであり、これからの八ヶ岳ヴィレッジ構想やアーユルヴェーダ施設のイメージにも大変参考になる。

綺麗なヨガ施設もあり、オーガニックファームも敷地内にあって収穫体験などもできる。

食事ももちろん南インドを中心とした外国人向けにアレンジすれた料理で絶品。

さて、肝心のアーユルヴェーダはどうかといえば、一応は医師が男女ともに2人常駐していて、簡単な問診もあり、アーユルヴェーダトリートメントも色々なメニューもある。

でも、本格的な病院のドクターと比べたら、とりあえず医師免許を持つドクターなだけで、形式的な問診をしたら、あとは自分でメニューを選ぶだけ。

もちろんパンチャカルマのような本格デトックスプログラムはなく、オイルマッサージやシロダーラを中心とした、一般的な癒しアーユルヴェーダトリートメントのみ。

セラピストの腕も若者の新人からベテランまでそれぞれであり、当たり外れはあるかもしれないけど、それでも癒しとしては十分。

でも、値段は病院の何倍もの価格…。

個人的には、立地環境・滞在施設・医師のレベル・メニュー内容とセラピストのレベル・食事の質など、諸々を総合的に判断すると、デリーのマハリシ・アーユルヴェーダ病院が、やはり今のところ日本人には最適かなと思う。

日本は暑苦しい8月あたりにここでデトックスツアーやるかな。

八ヶ岳は八ヶ岳で、中身は本格的な医療の要素も取り入れながらもオシャレで癒される医療リゾートを目指したいところ。

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