【ブッダの主治医であったDr.ジーヴァカ】
アーユルヴェーダ究極の浄化法”パンチャカルマ”5日目。
断食5日目、朝はスープさえ与えられずにギー(バターオイル)を30cc一気飲み、その後アヴィアンガ(オイルマッサージ)で全身の毒素(ドーシャ)を胃腸に少しずつ集めていく。
飲むオイルは日に日に量が増していき、オイルマッサージとともにたっぷり身体がオイル漬けとなって、毒素も胃腸に集結した後は、最後に薬草下剤で一気に出すスケジュール。
この治療法は、あのブッダ(お釈迦様)も経験したことが仏典には書かれているとか。
ブッダには主治医がいて、その名を”Dr.ジーヴァカ”と言う。
アーユルヴェーダの天才名医であり、後にタイに渡り、タイ医学の祖、タイ古式マッサージ創始者として知られる偉人。
ジーヴァカは、ブッダの体調が良くなるまでスープだけを飲むように指示をした。
その後、体内の毒素を体の中心部に集めるため、オイルマッサージ(アヴィアンガ)を数日間し、最後に下剤を飲ませて(薬草の匂いを嗅がせたとも)30回も下痢をさせた。
実際パンチャカルマで下剤を投入すると、1日に20回から30回は下痢をする。
パンチャカルマにも色々なデトックス方法があるけど、お釈迦様と同じメニューを経験できるとは光栄なこと。
ブッダが同時80歳まで地上の肉体で長生きしたのは、このシーヴァカとパンチャカルマのおかげもあるのかもしれない。
長生きがすべてではないけど、大事な使命を果たすために健康はとても大事なこと。
何よりアーユルヴェーダは健康だけでなく、人生を幸せに生きるための叡智が無数に詰められている。
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