アーユルヴェーダ究極の浄化法”パンチャカルマ”体験16日目。
“パンチャ(5つの)カルマ(療法)”の意味を持つパンチャカルマには、文字通り5つの独特の治療法がある。

*ヴァマナ(嘔吐療法)
*ヴィレーチャナ(下剤療法)
*ナスヤ(鼻オイル療法)
*バスティ(浣腸療法)
*ラクタモクシャナ(採血療法)
であり、吐かせるか、下剤を飲ませるか、鼻にオイル突っ込むか、お尻からオイル突っ込むか、しまいには血を抜き取るかの言葉で書くとエゲツない荒治療。
アーユルヴェーダと聞くと日本人は
「あー、あのおでこにオイル垂らすやつね(シロダーラ)」
「全身オイルマッサージね(アヴィヤンガ)」
とイメージすることが多いけど、それはアーユルヴェーダの治療の極々一部であり、パンチャカルマにこそインド5000年の伝統医療の叡智がてんこ盛りに詰められている。
1度のパンチャカルマで体験できるのは、概ね5つの治療のどれか1つがメインでサブでもう1つあるかどうか。
僕が体験したのは”ヴィレーチャナ(下剤療法)”であり、その様子はすでに伝えたけど、昨日からパンチャカルマの仕上げとして”バスティ(浣腸療法)”が始まる。

“カンチョウ”と聞くと、男の子は小学生の頃に人差し指を組んで手当たり次第ブスブスと下品な遊びをしていたロクでもない記憶と印象ばかりありますが、このバスティ(浣腸療法)はあなどれないほど万能的な治療法。
現代人の抱えている不調は、バスティで半分以上は治せる(効果が高い)と言われており、アーユルヴェーダの治療では相当活用されている。
パンチャカルマのバスティは、一般的にはオイルを注入する”アヌヴァーサナ・バスティ”と煎じ液を注入する”ニルハ・バスティ”を交互に繰り返す。
まずはオイルのアヌヴァーサナ・バスティからチャレンジ。

100mlくらい?
最低20分間は出さずにキープしておく必要があるみたいだけど、数時間は問題なく腸内にキープ出来そう。
全然痛くもなく、とても気持ちが良いもの。
人にやってもらうのは、日本は医療行為となるので簡単には出来ないけど、セルフケアなら誰でも出来るので、日本でバスティが流行ると健康になる人も増えると思う。













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