2010年9月に訪れた甲府にある七沢研究所。
そこの代表である七沢賢治先生といえば、知る人ぞ知る言霊学の第一人者であり、天皇祭祀を司っていた白川神道(伯家神道)の秘儀継承者です。

奇跡的なご縁が繋がった初訪問の際、当時妊娠中でお腹の中にいた息子からテレパシーメッセージが入り、そこで自らの漢字の名前を伝えたのでした。
なので、我が家の息子の命名は、七沢賢治先生であります。
そんなご縁で繋がった七沢研究所。
出産予定の病院が研究所の目と鼻の先だったのもあり、それから毎月のように通わせて頂き、言霊のこと、天皇祭祀のこと、研究所の活動のことなど様々な教えを頂くようになりました。
ちょうど出産間近ということもあり、祭祀をする特別な部屋に入れて頂き、訪問する度に胎児に魔が入らないように祓いを受けていたものです。
家庭でも学校でも社会でも一切教えてくれませんでしたが、間違いなく人間には不思議な力が兼ね備わっており、またこの世界そのものも不思議現象に満ち溢れていると確信していた中、
当時の自分にとって天皇祭祀というは、もっとも気が惹かれるものであり、その秘儀というものが一体どんなものなのか知りたいという好奇心でいっぱいでありました。
人間には超能力があり、古代人はそれらを上手く使いこなしており、その中でも国を代表する天皇というのは、完全に見えない世界、宇宙と繋がっており、それで日本を守り、地球をも管理していたに違いない・・・。
では、天皇は一体どうやって神とも言われる大いなる意識と繋がっていたのか。
それを突き詰めていくと、古代ムー、古代ユダヤ、縄文の頃より引き継がれてきた秘儀が今もなお日本には残っており、それが天皇祭祀「十種神宝(とくさのかんだから)」と呼ばれて伝わっていることを知りました。
有難いことに、特に弟子の募集も門戸も開いていなかったのですが、ひょんなきっかけから研究所に通うようになると、少しずつ自分も秘儀伝承を学ばせて頂く機会に恵まれました。
最初は自分自身が依り代となって審神者(サニワ)の先生に診断して頂き、自身の過去生や様々な情報を降ろしてもらってましたが、途中からは祝詞や拍手、息の使い方など、十種神宝の初級を教えて頂くことになりました。
そんな矢先、子供の出産予定日が間近に迫った2010年11月下旬に所属していた会社の中で、突然の異例の展開がありました。
業績不振による経営革新として、従業員の3分の1を減らす希望退職者を募るというのです。
出産と同時に1年から2年の育児休暇を取るつもりで会社側とも話を進めて、すでに引き継ぎ作業に入っていた自分にとってはびっくりな展開であり、この突然の会社側からの提案についてちょっと悩みました。
「こんな大変な状況の中、育児休暇を取って休んでいる場合かな」
「このまま残っていても、あまり良い環境にも自分の成長にもならないかな」
正直、トップセールマンとしてやるだけのこともやり、自身の中でのステップアップもかなりさせてもらっていたので、会社に対しての大きな未練は残っていませんでした。
「このタイミングで辞めちゃおうかな」
条件は、2011年3月末まで籍は残すけど、勤務自体は2011年1月末までで良く、残り2ヶ月は出勤せずとも給料が支払われ、それが事実上の退職金となるとのこと。
とはいえ、1月中も有給消化ができるので、引き継ぎ作業が上手くいけば1月中もほとんど休めます。
さらに、会社都合による退職なので、2011年4月からすぐに失業手当も数ヶ月は支給されるということで、もろもろ考えると2011年が始まってから半年以上は仕事もせずにのんびり過ごせるスケジュールです。
「ちょうど子供が生まれるし、いいかな」
普通は「子供が生まれる=安定した生活」と考えるようであり、わざわざ仕事を辞めるというリスクを取るよりは、むしろ会社が希望退職者を募ろうともなんとかしがみつこうと考える人の方が多いようです。
でも、自分にとってのリスクは、自分自身が納得しない環境下に身を置いて日々を過ごし、それでストレスも溜まって時間だけが過ぎていくこと。
そのルールは徹底しているので、一度見切りをつけてしまうと一切興味を持たず、次の目的に向かって意識は先に走り出してしまうので、どんなに説得されても聞く耳持たず、家族にもあまりロクに相談せずに、募集開始後の第1号として自分は退職届を出してしまったのでした。
「何もちょうど子供が生まれるタイミングに仕事を辞めなくても・・・」
そんな声も多々ありましたが、ちょうど子供が生まれるタイミングだからこそ、・・・自分以外に守るべきものが増える時だからこそ、より自分自身が己の生き方に嘘をつかず、納得した道を歩まなければ、そのつけは必ず家族へと回っていきます。
それが2010年12月頭。
そして、2010年12月10日に待望の宇宙人君と対面したのでした。(続く)

《プレアデスからの使者》













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